こんにちは!
今日は捨てられずにいた8年分の手帳を手放したお話です。
あなたは過去の日記や手帳を捨てられますか?私はもともと書くことが好きで、日記兼手帳が捨てられずに何年分も保管していました。
過去の手帳を捨てられない理由
読み返したいから
あの時あんなことがあったな、こんな風に思っていたな、と読み返すのはとても楽しいです。大きなライフイベントがあった年の手帳は特に大切な記録です。楽しい思い出や幸せな時期の日記はもちろんのこと、悲しいことや辛い時期の記録も定期的に見返して懐かしむのもいいですよね。
私はどちらかというと過去の失敗を忘れないために、自戒の意味もこめて、あまりよくないことが書かれている年の手帳を特に大切にしていました。ちょっと根暗なのかもしれません(笑)
手帳そのものに愛着がある
そして手帳そのものに愛着があって捨てられないというのも理由の一つです。1年間どこに行くにも一緒に過ごした手帳です。簡単には捨てられません。
私は1日1ページタイプの手帳を使い、毎日スケジュールと日記やその思いついたことをびっしり書いていました。もうそれは手帳が1冊の作品のような感覚になっていたのです。私にとっては1年間かけて書いた世界に一つしかない作品でした。
誰にも見られたくないが故に気軽に捨てられない
さらに、過去の手帳がもし誰かの目に触れたらと思うと、とても恥ずかしい気分になります。内容によっては絶対に見られたくない!と思う部分もあります。誰にも見られたくないと思うが故に気軽に捨てられずにクローゼットの奥深くで保管していたという側面もあります。
過去の手帳を取っておくデメリット
存在する限り誰かに見られる恐れあり
手帳を絶対に誰にも見られたくない場合、最も確実な対策はすぐに処分することです。存在する限りは人の目につくリスクはゼロではありませんが、処分してしまえばほとんどゼロです。
確実に自分で管理できれば良いのですが、自分に万が一のことがあった場合にも見られたくないのであれば、処分するか、見ないでほしいと家族や親しい人に意思表示をしておいた方がいいかもしれません。
過去思考になる
過去の手帳を保有し、過去の成功や失敗から学ぶというのはよいことのように思えますが、実はいつまで経っても起きたことに対する原因について考えてしまって、本来主役であるべき未来への行動について考える時間が少なくなるとも言えます。私のようにいつまでも考えてしまうタイプの人は特に、反省は一度すれば充分です。
なぜ私はそう行動したのか、と突き詰めるのが過去思考、何のために私は行動するのかと考えるのが未来思考と言われています。過去の手帳を読み返す行為そのものが過去思考に乗っ取った行動なのです。
ずっと捨てられなかった手帳を捨てた
過去の手帳を手放したきっかけ
長年捨てるべきか捨てざるべきか考えてきました。個人的には、迷うくらいならば取っておいて良いのだと思います。保管スペースが許すならば、もう取っておかなくても良いかなと思うタイミングが来る時まで、取っておくべきかと思います。
今回私が捨てようと思えたのは、手帳に執着がなくなったと感じたからです。良いことも悪いことも書き綴ってきた内容は、全て今の私を形作り、私の中で活きていると思うことができたのがきっかけです。まだ迷いがあるうちは捨てない方が良いのかもしれません。
捨てる際に気をつけたこと
捨てるにあたってやったことは以下です。
- 一度見返し、残しておきたいページは写真に撮る
- 読み取られないようにシュレッダーにかける
- 二重にゴミ袋に入れ封をしてゴミ箱へ
私が手帳を捨てるにあたって一番恐れていたことは、捨てた後になって後悔することです。今は執着が消えていても、後になって後悔してももう遅いので、大切なページは写真に撮りました。具体的には今は主に亡き母との予定が書いてあるページを写真に撮って保管し、その他はお別れしました。
究極の個人情報である手帳を捨てる際には必ずしなければならないことが、他人に読み取られないようにすることです。無造作にポイっと捨てて、何かのアクシデントで他の人の手に渡らないように対策して捨てました。
手帳を手放した結果
私は過去に執着せずに前を向いて生きていこうという思いも込めて、愛着のあった手帳を手放しました。ですので、今は晴れやかな気持ちになっています。過去の手帳を手放し、今の手帳を毎日大事に書き綴ることにより、今をより大切に生きるための象徴的な出来事のように感じています。
まとめ
- 手放した後に後悔をしない対策をする
- もう手放しても良いかなというタイミングで手放す
- 思い切って手放した後は晴れやかな気持ち
今回は長年過去の手帳に執着してきた私が思い切って手放してみたお話でした。繰り返しになりますが、無理に捨てる必要はないと思います。私のように、もういいかな、と思うタイミングが人それぞれ来ると思いますので、そのときが来たら過去に執着せずに前を向いて生きていく一つの儀式として、手放してみるのも良いかと思います^^
それでは今日も、すばらしい一日を~^^
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